• 公開日:2018年05月08日
  • 最終更新日:2018年05月08日
恋愛初心者の社長に恋して、変わった性格。

私は、25歳の時、友人がセッティングする合コンに参加して、恋人が出来た事があります。
元々、内気な性格だった私は、合コンに興味がなかった為、参加するつもりはなかったのですが、どうしてもと言う事で、週末3対3の合コンに参加する事になりました。
初めて参加する事になり、当日まで緊張して過ごし、お洒落にも力を入れました。
会場は、近所で少し高めでお洒落な居酒屋で、一人で行く事が怖かったので、主催した友人と乗り合わせて行きました。
もう一人の女性とは、店の前で待ち合わせし、中に入ると男性達が既に待っていました。
席に着いた時、男性から自己紹介をされ、偶然、私の向かい側に座っていた男性は、30歳の大手出版社の社長である事が分かり、同時に目が合ったので俯くと、友人に連れ出され、退席すると「あの社長、あんたに興味があるみたいだよ。この居酒屋決めたのも、支払いも持ってくれるし。良かったね。」と言われ、戸惑いました。
男性の元へ戻り、皆が楽しんでいる間も馴染めず、俯いたままでいると社長から声を掛けられ、退席すると、愛想笑いを見せながら「楽しんでる?これから、二人でドライブにでも行かない?」と言うとハッとして「でも私、友人と一緒だし、みんなが心配するんじゃないですか?」と言うと、悪戯っ子のように笑い「みんなには、上手く言うから任せて。」と言うと社長は一人皆の元へ戻り、暫く待っていると戻って来て、レジに居た女性に「今日の合コン代を付けておいて。」と言うと、肩を抱きながら、駐車場へ行きました。
初めてそんな事をされ、戸惑っていると、駐車場に止めてあった黒のクラウンマジェスタに近付き鍵を開けました。
高級車にも乗った事がなく、もひたすら俯いていると「折角のデートなんだから、もう少し気楽にしなよ。」と言うと恐る恐る「すみません。やっぱり社長って言う事で緊張します。お金持ちと交際した事もないし。」と言うと、大笑いして「じゃあ、まずはファーストフードでも食べに行こうか?君、食事にも手を付けてなかったから、お腹空いてるだろう。」と言われたので、気遣いの出来る男性だと感じ、少しずつ惹かれて行きました。
店でも男性は、手慣れた様子で注文をしていたので、珍しくまじまじと見ていると、首を傾げ「どうかしたの?ハンバーガーの気分じゃない?」と聞かれたので、ハッとして「そんな事ないですけど、どうして私なんかに、興味があるのかと思って。私は、お金持ちでもないし、可愛くもないのに。」と言うと、真剣な顔付きで「君は、もう少し自分に自信を持ってもいいんじゃないかな?さっきも、友達の事ばかり誉めて、自分は大人しくしてるだなんて。」と言うと、俯いて「そんな事出来ませんよ。貴方は凄いですね。仕事も出来て、女性の扱いにも慣れてて。」と言うと顔色を変えず「実は、君の友達から少しだけ、話は聞いてたんだ。健気な頑張り屋だって。今日、会って益々、好きになった。」と言うと、ハンバーガーをテイクアウトして、海までドライブしました。
車中、からかわれているのだろうと思い「私の何処を好きになったんですか?平凡で地味なのに。」と言うと大笑いして「そう言う謙虚な所だよ。俺から見れば、凄く魅力的なのに。決めた。今日から、恋人になってよ。」と言うと真剣な顔付きで「どうして、そうなるんですか?私は、貴方の事好きか分から・・・。」と言い掛けると「自信を持たせてあげるよ。絶対後悔させない。」と言うと満面の笑みを見せて「凄い自信ですね。分かりました。面白い方ですね。」と言いました。
その時、男性には、私が持っていないような魅力を感じ、一緒に居れば自分を変えられるような気がしました。
そして、海に着き、海岸を散歩している途中、後ろから抱き締められ、キスされました。
突然の出来事に戸惑い、力付くで離れ「何するんですか?突然驚くじゃないですか。」と言うとしおらしくなって「ごめん。そうだよね。実は、俺あまり恋愛経験ないんだ。努力して、今の地位に立ったから、恋愛なんてする暇なかった。」と言うと愛想笑いを見せて「そうだったんですね。私も、あまり恋愛経験ないので、同じですね。」と言いました。
その時、何故か男性が可愛く思え、車に戻ると、LINEのiDを交換しました。
交際が始まっても、男性は変わらず、優しくしてくれ、デートの時の送迎は勿論の事、洋服店に連れて行き、服やアクセサリーを選んで、プレゼントしてくれたので、私も必死に可愛くなろうと、デートの度に努力しました。
すると、男性は何も言わなくても気付き、誉めてくれ、その時に見せる笑顔が大好きになり、もっと可愛くなりたい、誉められたいと言う感情が芽生え、ダイエットをしたりもしました。
本当に、恋愛に関しては初心者だったのか、初めて海岸でキスしたのが嘘のように静まり、一ヶ月経っても手すら繋いで来なかったので思い切って「私の事、本当に好きなんですか?あれ以来、キスやハグしてないし。。」と照れたように言うと、満面の笑みを見せ、荒々しく頭を撫でながら「不安にさせてごめん。君の事本当に大切だから、何も出来なかった。あの時は、そうしないと、信じて貰えない気がしたから。」と言いました。
結局、男性から触れて来る事はありませんでしたが、長年交際が続いています。

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